Sims 7 days

PC版『The Sims4』の創作Blogです。シムたちのオリジナルストーリーを展開中。※一部BL要素を含みます。

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【Sims4】#1 チーム結成【Brindleton Bay】

 

 Season 1のまとめは、こちら。 

 Season 2のまとめは、こちら。 

 

 

ジーナ「みんな揃ったわね?」

 

マテオ「あの……本格的にモデル活動を再開するって本当ですか?」

ジーナ「そうよ」

 

ジーナ「結婚を機に第一線を引いてしまったけれど、離婚を機にモデル復帰することにしたわ」

 

ジーナ「ブリアナはメイク兼スタイリスト、マテオはマネージャーとして私のチームに参加してほしいの」

 

ブリアナ「チームって、愛人君も入ってる感じですか?」

ジーナ「ちょっと……」

 

ジーナ「その『愛人君』って呼び方やめてくれる?」

 

ジーナ「カイルと出会ったのは離婚が決まってからよ。不倫じゃない」

ブリアナ「えー?離婚は決まっても成立はしてなかったんですよね?」

 

ブリアナ「やっぱ愛人じゃん」

ジーナ「……」

 

ジーナ「カイルはこれでも一応モデルだから、アドバイザーとしてチームに加わってもらうわ」

カイル「一応って……俺、歴としたプロのモデルなんですけど」

 

ジーナ「モデルっていっても『下着モデル』じゃない」

カイル「あ!」

 

カイル「ジーナさん、今下着モデルを馬鹿にしたでしょう?」

 

カイル「下着モデルだって立派な仕事だよ?モデル次第で売り上げが左右されるんだから」

ジーナ「はいはい」

 

ジーナ「とにかく、カイルも協力お願いね」

カイル「ジーナさんのためなら喜んで」

 

ジーナ「離婚が成立したお陰で資金には困らないから、あなた達の力で私を売り出す方法を考えて頂戴」

 

ブリアナ「資金って……財産分与と慰謝料でどんだけもらえたんですか?」

 

ジーナ「別荘2つと高級車3台、1000万シムオリオンを優に超える貯金を分取ってやったわ」

 

ブリアナ「さすがジーナさん、容赦ないっすね」

カイル(悪魔の所業……)

 

マテオ「あ、あの……ジーナさんのモデル復帰を応援したい気持ちは山々ですが、実際問題可能なのでしょうか?」

ジーナ「え?」

 

ブリアナ「確かに。ジーナさん、もう30代半ばですよね?需要あるかなー?」

ジーナ「失礼ね」

 

ブリアナ「一人息子君も、モデル復帰するって言ったら呆れてたじゃないですか」

ジーナ「……あの子は反抗期なのよ」

 

ブリアナ「第一、メイクやスタイリストのバイトはしてるけど、私の本業はバンドだし」

マテオ「ぼ、僕もマネージャー経験はありますが、お世辞にもやり手だとは言えません……」

 

ジーナ「ブリアナはともかく、マテオ。あなたはオリビア・ベネットの元マネージャーでしょう?」

マテオ「そ、そうですけど……」

 

マテオ「オリビアさんの場合は、僕が仕事を取らなくても勝手に依頼が来たので……」

 

ジーナ「私がオリビア・ベネットに劣っているとでも?」

マテオ「い、いいえ!決してそんなことは……」

 

ブリアナ「愛人君はどう思う?このチームでジーナさんのモデル復帰を目指すって、厳しいと思わない?」

カイル「うーん……」

 

カイル「厳しいとは思うけど、結果なんてやってみないとわからないよね」

 

カイル「ジーナさんがどうしてもって言うなら、俺はできる限りサポートするよ」

ブリアナ「……愛人君、ジーナさんに甘すぎ」

 

ブリアナ「まぁ、私もちょうど割の良い仕事探してたところだし。お金もらえる以上は協力しますよ」

 

マテオ「ぼ、僕も……オリビアさんが引退してしまったので、ジーナさんに雇って頂けるとありがたいです」

 

ジーナ「よし、まずはジーナ・セレストを売り出すことから始めるわよ」

 

ジーナ「オリビア・ベネットが消えた今、芸能界に敵はいないわ」

 

ジーナ「モデル復帰目指して頑張るわよ!」

ブリアナ「おー!」

 

カイル(ジーナさん……)

 

カイル(オリビア・ベネットより下だって自分で認めてるんだよな……)

 

 

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