Sims 7 days

PC版『The Sims4』の創作Blogです。シムたちのオリジナルストーリーを展開中。※一部BL要素を含みます。

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【Sims4 GB】Epilogue

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幸せは大きいほど、失うことが怖くなるーー

 

 ↓第1話はこちら 

 

 

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ケヴィン「忘れ物はないか?向こうに着いたらちゃんと連絡するんだぞ?」

 

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クロエ「もう、パパ。大丈夫だって」

エマ「本当に心配症なんだから」

 

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ケヴィン「父親が娘の心配するのは、当然だろう?」

エマ「はいはい」

 

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エマ「どうせ冬休みには帰って来るんだから、そんなに寂しそうな顔しないでよ」

ケヴィン 「でも……」

 

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セシル「いい加減、行かせてやれよ。クロエもエマも困ってるだろう?」

 

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ケヴィン「お前、案外冷たいな。クロエとエマのことは、我が子同然に可愛がってくれていると思ってたのに……」

セシル「あぁ?俺が冷たいだと?」

 

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セシル「この家空けてる間も毎日連絡取り合っていたし、クロエとエマがSan Myshunoに来た時には、ちゃんと飯食べさせてホテルにだって送ってやったのに……」

ケヴィン「ちょっと待った、セシル」

 

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ケヴィン「今、なんて言った?」

セシル「だから……」

 

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ケヴィン「俺からの連絡なんて、10回に1回返してくれれば良い方なのに……って、そうじゃない」

 

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ケヴィン「『San Myshunoに行った』だと?俺はそんな話、聞いていないぞ」

 

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セシル「え?クロエもエマも、パパの許可はもらってるって……」

クロエ&エマ『あー……』

 

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エマ「いけない、もうこんな時間!」

クロエ「早く行かないと、ホームステイ先に心配かけちゃう!」

 

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ケヴィン「待て、お前たち……」

クロエ「じゃあね、パパ!」

 

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エマ「またね!セシル、テディ」

ケヴィン「クロエ!エマ!!」

 

 

 

 パタン

 

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ケヴィン「あいつら……」

 

 

 

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ケヴィン『お前たち、どこまで知っているんだ?』

 

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クロエ&エマ『全部』

 

 

 

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ケヴィン「そういうことだったのか……」

 

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セシル「俺は悪くないからな」

ケヴィン「……」

 

 

 

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ケヴィン「まったく……」

 

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ケヴィン「手のかかる子供たちだけど、いなくなると寂しいものだな」

 

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セシル「子育てもようやくひと段落か」

ケヴィン「あぁ」

 

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ケヴィン「これからは、セシルのために時間を使える」

 

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セシル「……俺は、クロエやエマと同じレベルかよ」

 

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ケヴィン「ある意味、クロエやエマより手がかかるけどな」

 

 

 

 

 

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ケヴィン「夕飯、何が良い?」

 

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セシル「サーモンの香草焼き」

 

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ケヴィン「お前、本当そればっかりだな」

セシル「良いだろう?好きなんだよ」 

 

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セシル「テディも好きだって」

ケヴィン「はいはい」

 

 

 

 パタン

 

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セシル「平和だな……」

 

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セシル「こうも平和な時間が続くと、時々無性に不安になる。俺の知らないところでは、何か悪いことが起こっているんじゃないか……って」

 

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セシル「お前もそう思わないか?なぁ……」

 

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セシル「ワイアット」

 

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ワイアット「不安を感じるのも辛いですが、大切な主人に『悪いこと』を伝えるのは、もっと辛いものです」

 

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ワイアット「お久しぶりです。アレクシス様」

 

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セシル「………………」

 

 

▶︎Season2 に続く……。

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セシルにとっては、新たな闘いのスタート。

  

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