Sims 7 days

PC版『The Sims4』の創作Blogです。シムたちのオリジナルストーリーを展開中。※一部BL要素を含みます。

MENU

【Sims4】#106 誤解されたくない事実【Season 2】

f:id:sims7days:20201026232959j:plain
不確かなことは、マイナスよりもプラスに捉えたい。

 

 Season 1のまとめは、こちら。 

 Season 2の第1話は、こちら。 

 

 

f:id:sims7days:20201026232650j:plain

ルナ「ただいま!」

リタ「お帰りなさい」

 

f:id:sims7days:20201026232656j:plain

リタ「Britechester大学はどうだった?」

 

f:id:sims7days:20201026232700j:plain

ルナ「イメージ通りだったよ。今から進学するのが楽しみ」

リタ「それは良かった。私もあなたと暮らすのが楽しみだわ」

 

f:id:sims7days:20201026232704j:plain

クロエ「大学も高校も案内したから、これでBritechesterの街は制覇したかな」

 

f:id:sims7days:20201026232708j:plain

リタ「ルナを案内してくれてありがとう」

クロエ「私たちの後輩になるんだもん。これくらい当然だよ」

 

f:id:sims7days:20201026232712j:plain

エマ「あとはSan Myshunoにも行かないとね」

リタ「エマ」

 

f:id:sims7days:20201026232716j:plain

リタ「先輩としてルナに色々と教えてくれるのはありがたいけど、変な遊びは教えないでね」

エマ「わかってるって」

 

f:id:sims7days:20201026232720j:plain

ルナ「San Myshunoって、クリスが働いてる街でしょう?」

クロエ「そうだよ」

 

f:id:sims7days:20201026232724j:plain

クロエ「大きなオフィス街もあるけど、美術館やショップもたくさんあるから、週末に案内してあげる」

ルナ「本当?ありがとう」

 

f:id:sims7days:20201026232729j:plain

リタ「あなたたちは、すっかり仲良しさんね」

 

f:id:sims7days:20201026232733j:plain

ルナ「エイデンとラナは?」

リタ「お昼寝中よ」

 

f:id:sims7days:20201026232737j:plain

エマ「ルナに会えてはしゃいでいたから、疲れたんだね」

 

f:id:sims7days:20201026232741j:plain

ルナ「まさかエイデンが私を覚えていると思わなかった」

リタ「Sulaniの写真をよく見せていたから、可愛がってくれたお姉ちゃんを忘れなかったのね」

 

f:id:sims7days:20201026232745j:plain

ルナ「お姉ちゃん……か。確かに、エイデンは私にとって弟みたいなものかな」

 

f:id:sims7days:20201026232749j:plain

クロエ「エイデンとラナが起きてないか、見てくるね」

リタ「お願い」

 

 

 

f:id:sims7days:20201026232754j:plain

リタ「Britechesterの街はどう?ここで暮らしていけそう?」

ルナ「うん。高校からこの街で暮らせることになって良かった」

 

f:id:sims7days:20201026232759j:plain

リタ「頑張って勉強したおかげね」

ルナ「それと、クリスが進学校の高い学費を払ってくれるおかげかな」

 

f:id:sims7days:20201026232803j:plain

リタ「Sulaniを離れるのは不安でしょうけど、大丈夫。私たちの家ならSulaniと変わらないわ」

ルナ「ありがとう。ホームステイ先がライアンとリタのお家で安心したよ」

 

f:id:sims7days:20201026232807j:plain

リタ「ちょうど、クロエやエマと入れ違いになるわね。私も二人が出て行ってしまうのは寂しいと思っていたから、ルナが来てくれると嬉しいわ」

 

f:id:sims7days:20201026232812j:plain

リタ「Sulaniは変わりない?」

ルナ「うん。そういえば、ハワードとお母さんが、急に結婚式を決めてしまってリタに申し訳ないって言ってたよ」

 

f:id:sims7days:20201026232816j:plain

リタ「結婚式に参加できなくて残念だったわ。でも、二人が幸せそうで良かった」

 

f:id:sims7days:20201026232820j:plain

ルナ「ハワードとお母さんが結婚したおかげで、私のお父さんはこれで3人になっちゃった」

 

f:id:sims7days:20201026232824j:plain

リタ「戸籍はクリスの養子のまま?」

ルナ「そう。ハワードは好きだけど、やっぱりクリスの娘でいたいから戸籍は残してもらったの」

 

f:id:sims7days:20201026232828j:plain

リタ「クリスは喜んだでしょう?」

ルナ「たぶんね」

 

f:id:sims7days:20201026232832j:plain

リタ「……」

 

f:id:sims7days:20201026232837j:plain

リタ「本当のお父さんについては、何か聞いていないの?」

ルナ「え?」

 

f:id:sims7days:20201026232841j:plain

ルナ「……何回かお母さんに聞いてみたんだけど、話したくないみたいだからもう良いの。話したくないってことは、あまり良い人じゃなかったのかも」

 

f:id:sims7days:20201026232844j:plain

リタ「どういう意味?」

ルナ「だから……本当は亡くなったんじゃなくて、別れたとか。単に、お母さんと私が捨てられたのかも」

 

f:id:sims7days:20201026232848j:plain

リタ「それは違うわ」

ルナ「え……?」

 

f:id:sims7days:20201026232852j:plain

ルナ「リタ……何か知っているの?」

リタ「その……」

 

f:id:sims7days:20201026232856j:plain

リタ「私が話して良いことかわからないから、黙っていたんだけど……」

 

f:id:sims7days:20201026232901j:plain

リタ「実は、あなたのお父さんだと思われる人を知っているの」

ルナ「それ本当?」

 

f:id:sims7days:20201026232905j:plain

リタ「私はSulaniで生まれ育ったからね。島の人はみんな家族みたいなものよ。知らない人なんていないわ」

ルナ「……」

 

f:id:sims7days:20201026232909j:plain

リタ「ルナがクリスと出会う少し前に、島の漁師が行方不明になったのよ」

ルナ「漁師?」

 

f:id:sims7days:20201026232913j:plain

リタ「えぇ。私より少し年上の男性よ。寡黙で気が優しくて、仕事熱心な人だったわ」

ルナ「……」

 

f:id:sims7days:20201026232918j:plain

リタ「ある日の早朝、いつものように漁に出たのだけれど、夕方になっても帰って来なかったの。みんなで必死に捜索したけれど、見つからなくて……」

 

f:id:sims7days:20201026232921j:plain

リタ「ひと月程経って、亡くなったことにされたわ」

 

f:id:sims7days:20201026232925j:plain

ルナ「その人が……私のお父さん?」

リタ「私が知る限り、考えられるのは彼だけよ」

 

f:id:sims7days:20201026232929j:plain

リタ「海の事故で亡くなったのなら、お母さんはその様子を見てしまったのかもしれない」

ルナ「そんな……」

 

f:id:sims7days:20201026232933j:plain

リタ「ごめんね、ルナ。本当はずっと隠しておくつもりだったんだけど……」

 

f:id:sims7days:20201026232937j:plain

リタ「彼の人柄を知っていたから、もしもルナが娘なら誤解して欲しくないと思ったのよ」

ルナ「……」

 

f:id:sims7days:20201026232941j:plain

ルナ「ありがとう、リタ。ずっと本当のお父さんはひどい人なのかもしれないって思っていたから、話を聞けて良かった」

 

f:id:sims7days:20201026232945j:plain

ルナ「確かなことはわからないけど、リタが教えてくれた男性が私のお父さんだったら嬉しい」

リタ「彼が生きていたら、絶対に良いお父さんになったわ」

 

f:id:sims7days:20201026232949j:plain

ルナ「……」

 

f:id:sims7days:20201026232953j:plain

ルナ「良いお父さんが3人もいるなんて、私って本当にラッキー」

リタ「そうね」

 

 

 

----------------------------------------

クロエとエマの高校卒業後は、ルナがライアンのお世話係を務めます。

 

にほんブログ村 ゲームブログ ザ・シムズシリーズへ

やる気スイッチです。応援よろしくお願いしますm(__)m