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PC版『The Sims4』の創作Blogです。シムたちのオリジナルストーリーを展開中。※一部BL要素を含みます。

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【Sims4】#139 未来へのバトン【Season 2】

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何を得られるかではなく、何を残せるかが重要。

 

 Season 1のまとめは、こちら。 

 Season 2のまとめは、こちら。 

 

 

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セシル「あいつら、何コソコソ話してるんだ?」

 

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ケヴィン「あいつらって?」

セシル「ジュリアンとクリスだ」

 

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ケヴィン「コソコソって……仕事の話だろう?」

 

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セシル「仕事の話なら、なぜ俺を避ける?」

ケヴィン「家族との時間を優先させてくれてるんだよ」

 

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セシル「ジュリアンが裏で動くと、ロクなことにならない」

 

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セシル「毒でも作って、誰か殺ろうとしてるんじゃないだろうな?」

 

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ケヴィン「毒って……そんなわけないだろう?自分の弟をもっと信用しろよ」

 

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セシル「信用はしている。ただ、心配なだけだ」

ケヴィン「心配?」

 

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セシル「あいつは賢いが、善悪の区別がつかない。目的のためならば、どんな手段も選ばないだろう」

 

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セシル「簡単に一線を超えてしまう危うさがある」

ケヴィン「まさか……」

 

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ケヴィン「何考えてるかわからないところはあるけど、あいつだっていい大人だ。さすがに善悪の区別くらいつくだろう」

 

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ケヴィン「俺としては、ジュリアンのことよりも子供たちの方が心配だ」

セシル「何か問題でもあるのか?」

 

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ケヴィン「お前が言い出したんだろう?ゴールド家に生まれた人間には、『呪い』がかけられているって」

セシル「あ?」

 

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ケヴィン「この子たちに不幸が降りかかるかもしれないと思ったら、心配でたまらない」

 

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セシル「バカ。呪いだと言ったのは、ものの例えだ」

ケヴィン「例え?」

 

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セシル「俺を見てみろ。ゴールド家の血を引いているというだけで、子供の頃から散々な目に遭ってきた」

 

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セシル「作曲家になってようやく自由を手に入れたというのに、結局、俺はこの家に戻って来ることになった」

 

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セシル「俺もジュリアンも、この家からは逃れられなかった。一種の呪いみたいなものだろう?」

ケヴィン「……まぁ、確かに」

 

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ケヴィン「オカルト的な意味でないにしても、子供たちが自分の望む人生を歩めない可能性があるってことだろう?」

 

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ケヴィン「それはそれで、不安だ」

 

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セシル「アルフレッドとアリシアには、この家に縛られない生き方をしてほしい。そのために、俺は今闘っているんだ」

 

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ケヴィン「ゴールド家や財閥の仕組みを変えるって話か?」

セシル「あぁ。それと……もっと根本的な部分での話だ」

 

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ケヴィン「根本的な部分?」

 

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セシル「お前には詳しく話していなかったが……」

 

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セシル「ゴールド家の栄華には、影の部分がある。その大半は、俺の親父が作ったものだ」

 

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ケヴィン「親父さんが?……どういう意味だ?」

 

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セシル「親父は、表の世界だけでなく、裏の世界の力も利用していた」

ケヴィン「それって……」

 

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ケヴィン「悪いこともしていたってことか?」

セシル「法に触れないギリギリのグレーゾーンってところだな」

 

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セシル「おかげでゴールド家は栄華を極めたが、同時に各方面から恨みも買うようになった」

 

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ケヴィン「お前が子供の頃から危ない目に遭わされてきたのは、親父さんの行いの所為か」

セシル「そういうことだ」

 

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セシル「俺は、親父が過去に行ってきた悪事を清算したいと考えている」

 

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ケヴィン「……そんなことができるのか?」

セシル「やるしかない。このままでは、アルフレッドやアリシア、さらにはその下の世代にも危険が及ぶ可能性がある」

 

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ケヴィン「何か考えがあるんだな」

セシル「あぁ。でも、正直迷っている」

 

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ケヴィン「迷うって……お前が?珍しいな」

 

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セシル「俺にだって迷うことくらいある。特に、大きな決断が迫られた時にはな」

 

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セシル「親父が残した負の遺産はたくさんあるが、代表的なものが自然破壊だ」

 

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セシル「親父が行った大規模な都市開発の陰で、多くの自然が破壊されてきた。そのせいで、ゴールド財閥は自然保護団体や関連する企業からの信頼を失った」

 

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ケヴィン「じゃあ、セシルの代では自然保護に力を入れたら良いじゃないか」

セシル「そうだな。だが、自然保護は金にならない」

 

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セシル「利益を生み出さない自然保護に力を入れても、財閥としてメリットはない。それどころか、大きな損失につながるだろう」

 

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ケヴィン「それって、つまり……」

セシル「今までゴールド家が築き上げてきたものを、台無しにする可能性があるってことだ」

 

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ケヴィン「親父さんの負の遺産は清算できても、ゴールド財閥は弱体化するってことか?」

セシル「そうだ」

 

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セシル「下手をすれば、新たな恨みを買って俺は命を狙われることになるだろう。それでも、未来に禍根を残さずに済む」

 

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ケヴィン「現在を考えればマイナスだけど、将来的にはプラスになるってことか。難しい話だな……」

 

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セシル「正直、将来なんてどうでも良いと思っていた」

 

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セシル「どうせ財閥の会長やゴールド家当主の座なんて、親父から押し付けられただけに過ぎない」

 

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セシル「自分の代さえ無難に乗り切れば、後を継ぐ者の好きにさせたら良いと。でも……」

 

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セシル「子供が生まれて、考えが変わった」

 

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セシル「最近は、俺が死んだ後のことばかり考えるんだ」

 

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ケヴィン「死んだ後?」

セシル「あぁ」

 

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セシル「子供たちに何を残せるのか、子供たちにどんな未来を示せるのか」

 

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セシル「そんなことばかり考える」

ケヴィン「……」

 

 

 

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クリス『そろそろ、ご自分の時代を築いてはいかがですか?』

 

 

 

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セシル「ケヴィン。俺は、やるべきか?」

 

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ケヴィン「セシル……」

 

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ケヴィン「財閥のこともゴールド家のことも、俺には難しい話はわからない」

 

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ケヴィン「お前がどんな立場にあるのかも、俺には想像すらできない。でも……一つだけわかることがある」

 

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ケヴィン「今のお前は、俺に『作曲家になりたい』って話した時と同じ顔をしてる」

 

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ケヴィン「やれよ、セシル。お前がしくじったその時には、俺も一緒に死んでやる」

 

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セシル「ケヴィン、お前……」

 

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セシル「ジュリアンを上回る危険思想の持ち主だな」

 

 

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ケヴィンの純粋さは、長い付き合いのセシルも引くレベル。

 

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