Sims 7 days

PC版『The Sims4』の創作Blogです。シムたちのオリジナルストーリーを展開中。※一部BL要素を含みます。

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【Sims4】#16 第7邸への引っ越し【Season 2】

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信頼関係を築くには、十分な時間が必要であるーー

 

 Season 1のまとめは、こちら。 

 Season 2の第1話は、こちら。 

 

 

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ケヴィン「引っ越し?」

 

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セシル「あぁ。仕事の都合上、San Myshunoに行く機会が増えたが、Windenburgの管理もあるからな……」

 

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セシル「最低限の使用人と護衛係だけを連れて、中間地点に引っ越すことにした。一緒に住むなら、Brindleton Bayの第7邸に来てもらうことになる」

 

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ケヴィン「第7邸って……体は一つしかないのに、いくつ家を持ってるんだよ」

 

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セシル「俺が建てたわけじゃない。文句があるなら、ゴールド家の先祖どもに言え」

ケヴィン「そんな恐れ多いことができるか」

 

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セシル「Brindleton Bayは自然が豊かな街だから、絵を描くにも最適だ。広い庭は、テディも喜ぶだろう」

ケヴィン「わかった。引っ越しの準備ができたら、テディを連れて行くよ」

 

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ケヴィン「今の家は、どうすれば良い?」

セシル「あの家は今後も管理を続けて、残しておくつもりだ」

 

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ケヴィン「……管理を続けるなんて、大変だろう?いっそ手放したらどうだ?」

 

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セシル「あの家は、クロエとエマの思い出の詰まった家だ。それに、リリアンの公園も近い」

 

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セシル「ゆくゆくはクロエとエマに譲るから、それまでは好きに使ってくれ」

ケヴィン「……良いのか?」

 

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セシル「あぁ。俺がリリィやお前の娘たちにしてやれるのは、こんなことくらいだしな」

ケヴィン「……」

 

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ケヴィン「ありがとう、セシル」

 

 

 

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執事「旦那様、クリス・ブルー様が到着されました」

 

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セシル「あぁ、ここに通してくれ」

執事「かしこまりました」

 

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ケヴィン「誰だ?」

セシル「俺の専属秘書だ」

 

 

 

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クリス「失礼します」

 

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セシル「クリス、せっかく来てもらったのに悪いが、早速引っ越しだ」

クリス「え?引っ越しですか?」

 

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セシル「あぁ。お前には、Windenburgを紹介しておきたかったんだ。ワイアットという執事がいるから、案内してもらえ」

クリス「……承知しました」

 

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セシル「エドワード、ワイアットにクリスを案内させてくれ。それから….…」

クリス「……」

 

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ケヴィン「初めまして。俺はケヴィン・グリーン」

クリス「初めまして」

 

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クリス「会長の秘書を務めます、クリス・ブルーです」

 

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クリス「……確か、葬儀にいらしていましたよね?」

 

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クリス「失礼ですが、会長とはどういったご関係ですか?」

ケヴィン「え?あぁ……」

 

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ケヴィン「セシルとは幼なじみで、今はパートナーだ」

クリス「パートナー?」

 

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クリス「恋人、ということですか?」

ケヴィン「そうだな」

 

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ケヴィン「男が相手で驚いた?」

クリス「あ、いえ……性別ではなくて……」

 

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クリス「あの会長に恋人がいることに驚きました。人間らしいところもあるんですね」

ケヴィン(セシルお前、クリスに何をした……?)

 

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クリス「ケヴィン様も……」

ケヴィン「ケヴィンで良いよ。俺はゴールド家の人間じゃないし、完全に一般庶民だから」

 

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クリス「ケヴィンさんも、一緒に引っ越されるんですよね?」

ケヴィン「あぁ。もしかしてクリスも?」

 

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クリス「はい。今後は、会長と一緒に行動することになります」

ケヴィン「そうか……」

 

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ケヴィン「セシルは、口は悪いけど根は良い奴だから。よろしくな」

 

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クリス「……はい」

 

 

 

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セシル「待たせたな」

 

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セシル「そういえば、クリス。お前、Britechester大学の経済学部出身らしいな?」

 

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クリス「はい。132期生です」

セシル「そうか、俺もBritechester大学の経済学部出身だ」

 

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ケヴィン「セシルって経済学部だったのか?音楽学部だと思ってた」

 

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セシル「お前は俺に興味ないもんな」

クリス(本当に恋人なのか?この人……)

 

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セシル「俺は135期生だから、クリスは『先輩』ということになるな」

クリス「……そうですね」

 

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執事「旦那様、ご案内の準備が整いました」

 

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セシル「ほら先輩、さっさと行って来い。モタモタしてるとクビにするぞ」

クリス「……」

 

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クリス(どうして俺は、『後輩』に恵まれないんだ……)

 

 

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音楽学部だったのは、ジェシーです。

  

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