Sims 7 days

PC版『The Sims4』の創作Blogです。シムたちのオリジナルストーリーを展開中。※一部BL要素を含みます。

MENU

【Sims4】#5 仕事の心得【San Myshuno】

 

 Season 1のまとめは、こちら。 

 Season 2のまとめは、こちら。 

 

 

カレン「う~ん……」

 

リアム「行き詰まってるな」

サム「行き詰まってるね」

 

レイ「まだ仕事は見つからないのか?」

 

カレン「求人情報を見てるんだけど、なかなかやりたいお仕事が見つからなくて……」

レイ「やりたい仕事?」

 

レイ「やりたくないことでも、金を稼ぐためにしなければならないのが仕事だろう」

 

レイ「俺だって、嫌いな奴のサポートをすることもあれば、厄介な女性客の相手をすることもある」

 

カレン「え?レイちゃん女の子に付きまとわれてるの?何それ、許せない!」

サム(あんたのことだよ)

 

レイ「趣味を探してるわけじゃないんだ。選り好みせずに何でもやってみろ」

カレン「でも……」

 

リアム「まぁまぁ。仕事を探し始めてまだ1週間だろう?焦ることないって」

 

リアム「どうせ仕事をするなら、楽しんでできる仕事が良いに決まってる」

 

サム「リアムは楽しむことだけ考えて、仕事も趣味も中途半端じゃない」

リアム「はぁ?」

 

リアム「俺はラウンジの仕事もバンドの仕事も、楽しみながら立派に両立してるだろう?」

 

サム「ラウンジはアルバイト、バンドはアマチュアだけどね」

 

リアム「アルバイトだってアマチュアだって、稼げれば立派な仕事だ」

 

レイ「リアム。お前、何度もオーナーから正社員になるよう勧められているのに断っているだろう?」

リアム「それは……」

 

サム「責任ある立場から逃げ回って、どこが“立派に両立してる”のよ?」

 

リアム「ラウンジの仕事で正社員になったら、バンド練習の時間が確保できなくなるんだよ」

サム「バンド練習?デートの間違いでしょう?」

 

サム「ラウンジの仕事もバンドの仕事も中途半端で、それ以外の時間は女の子と遊ぶことに一生懸命だもんね」

リアム「うるせぇな……」

 

リアム「お前だって、作家としては半人前、カフェの仕事はアルバイトだろう?」

 

サム「私は作家として売れるために最大限努力してるの。カフェの仕事は、作家として大成するための努力の一環よ」

 

サム「正社員にもプロにもなる気のないあんたと一緒にしないで」

 

リアム「っ……」

レイ「何も言い返せないな」

 

リアム「はぁ……少し出てくる」

サム「また逃げるの?」

 

リアム「用事があるんだよ」

 

サム「本当、いつまでも子供なんだから……」

 

カレン「リアムくん、正社員だと思ってた」

 

レイ「カレン」

カレン「何?レイちゃん」

 

レイ「リアムがサムから認められないのは、努力をしていないからだ」

 

レイ「どんな仕事でも、努力を続ければいつか認められる。選り好みも結構だが、まずは挑戦してみろ」

 

サム「カレン、そもそもどんな仕事があるのかわからないって言ってたでしょう?」

 

サム「とりあえず興味が湧いたものに片っ端から申し込んでみたら?案外、天職に出会えるかも」

 

カレン「天職……か」

 

 

にほんブログ村 ゲームブログ ザ・シムズシリーズへ

やる気スイッチです。応援よろしくお願いしますm(__)m