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リアム「久しぶりだね。カレンちゃん」
カレン「うん!またお店に来ることができて嬉しい」
カレン「みんながお給料くれたお陰だね。ありがとう」
リアム「ご注文は?」
カレン「レイちゃんのカクテル」
レイ「今日も面接だったのか?」
カレン「うん」
サム「どんな仕事に応募したの?」
カレン「本屋さんの販売スタッフ」
カレン「採用されたら、毎月ファッション誌をいち早く入手できるよ」
サム「……なるほど」
サム「今度こそ合格すると良いね」
リアム「仕事が見つかっても見つからなくても、カレンちゃんは安泰だろう?」
リアム「もしもこのまま仕事が見つからなかったら、レイが責任取って結婚するもんな」
レイ「は?」
サム「カレンは花嫁修行したって言ってたもんね。いつでもレイと結婚できるじゃん」
レイ「お前たち……」
カレン「もちろん、いつかはレイちゃんと結婚するけど……」
カレン「その前に、まずはお仕事を頑張ってみたいかな」
レイ「どうして結婚することが決まっているんだ?」
リアム「結婚に関しては、サムの方が絶望的だな」
サム「何?」
リアム「お前みたいに可愛げのない女、結婚相手なんて見つからないだろう?」
サム「……」
リアム「なんだよ、本当のこと言っただけだろう?」
リアム「拗ねるなって」
サム「お手洗いに行くだけよ!」
カレン「……」
カレン「リアムくんは、サムのことが好きなんだ」
リアム「……え?」
レイ「あぁ。リアムは小学生の頃からサム一筋だ」
リアム「レイ、お前……」
カレン「え?リアムくん、確か他の女の子とデートしてたよね?」
レイ「サムの気を引きたいだけだ。本気じゃない」
カレン「そうなんだ」
カレン「それにしてもリアムくん、好きな女の子に意地悪しちゃうなんて……」
カレン「子供だね」
レイ「子供だな」
カレン「好きになってもらいたいなら、サムのことを誰よりも大切にしないと」
リアム「……わかってるよ。でも、甘い顔して優しく接するなんて無理」
カレン「どうして?素直になれば良いのに」
リアム「サムとは付き合いが長過ぎて……」
レイ「今更、素直になれないんだよな」
カレン「……変なの。カレンは、レイちゃんにならいくらでも素直になれるのに」
レイ「お前はこれ以上素直にならなくて良い」
リアム「カレンちゃんは良いよな。積極的で」
カレン「だって、後悔したくないもん」
リアム「後悔?」
カレン「そう。レイちゃんに彼女ができたらショックだもん」
カレン「だから、レイちゃんの気持ちが他の女の子に向かないように、一生懸命好きって伝えるの」
レイ「……」
カレン「急には無理でも、少しずつサムに優しくしてみたら?」
カレン「サムは優しくて可愛いもん。このままじゃ、いつか誰かに取られちゃうよ」
リアム「……そうだな」
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