別々の道を歩んでも、何度でも立ち戻るーー
↓第1話はこちら
バイオレット「それじゃあ、もう行くわね」
ローズ「お姉ちゃん、元気でね」
バイオレット「ローズもね」
マリオン「しばらく大変だろうけど、無理するんじゃないわよ」
バイオレット「ローズをお願いします」
マリオン「えぇ。任せて頂戴」
ローズ「ウィル、お姉ちゃんをお願いね」
ウィル「うん。落ち着いたら、必ず連絡するから」
ローズ「また、会えるよね?」
バイオレット「もちろんよ」
ローズ「約束だよ」
バイオレット「えぇ、約束よ」
マリオン「寂しくなるわね……」
ローズ「……うん」
マリオン「そろそろカイルが起きる頃でしょう?私はお店片付けて帰るから、先に戻ってなさい」
ローズ「わかった」
ローズ「あ、マリーちゃん」
マリオン「ん?」
ローズ「ありがとう」
マリオン「……何のこと?」
ローズ「一人じゃ見送れなかったかも。だから、側にいてくれてありがとう」
マリオン「ローズ……」
マリオン「お互い様よ」
マリオン「ジェシー?」
ジェシー「……」
マリオン「こんな時間に来るなんて珍しいわね。悪いけど、もう閉店……」
ジェシー「マスターの家、泊めて」
マリオン「……え?」
ジェシー「もう、あの家には帰れない……」
マリオン「ジェシー……?」
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ジェシーは私が責任持って幸せにするので、一旦マリーちゃんに任せます。
やる気スイッチです。応援よろしくお願いしますm(__)m