Sims 7 days

PC版『The Sims4』の創作Blogです。シムたちのオリジナルストーリーを展開中。※一部BL要素を含みます。

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【Sims4】#126 最後の砦【Season 2】

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護るためには、壊さなければならないものもある。

 

 Season 1のまとめは、こちら。 

 Season 2のまとめは、こちら。 

 

 

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エマ「あぁ、もう!なんて可愛いの!!」

 

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エマ「こんにちは、アル。お姉ちゃんだよ」

クロエ「こんなに可愛い弟と妹なら、永遠に眺めていられるね」

 

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セシル「眺めるだけなら楽だけどな。世話は大変だぞ」

 

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クロエ「大変って……どうせ使用人の皆さんに任せているんでしょう?」

 

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ケヴィン「セシルも積極的に面倒見てるよ」

クロエ「そうなの?意外……」

 

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セシル「親として当然だ。お前たちのことも、ちゃんと世話していただろう?」

エマ「それはどうかな?」

 

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セシル「あ?」

エマ「セシルの子供に対する接し方には不安が残るけど……子育て大ベテランのパパがいるから安心だね」

 

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クロエ「そういえば、パパは今の私たちと同じ歳で親になったんだよね」

ケヴィン「そうだな」

 

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クロエ「私なんて自分のことで精一杯なのに、この上子供なんて……改めてパパのこと尊敬しちゃう」

 

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セシル「子育てに関して尊敬する分には構わないが、子供を作る点は絶対に真似するなよ」

 

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エマ「パパじゃないんだから、大丈夫だって」

ケヴィン「……」

 

 

 

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ケヴィン「ところで、エマは彼氏と上手くいっているのか?」

エマ「うん」

 

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エマ「高校生の頃のように気軽には会えないけど……その分、毎日連絡を取り合ってる」

 

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エマ「ディランは実家の会社を継いで、毎日仕事を頑張ってるよ。私たちの将来のために、まずは親に認めてもらえるような一人前の男になるんだって」

セシル「良い心掛けだ」

 

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エマ「私たちは大丈夫。でも、クロエはどうかな〜?」

ケヴィン「え?」

 

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クロエ「エマ!!」

ケヴィン「まさか……クロエ、お前も恋人ができたのか?」

 

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クロエ「えーっと……それはその……」

ケヴィン「クロエ。隠し事はしない約束だろう?」

 

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クロエ「……レナードっていう後輩の男の子と付き合ってます」

ケヴィン「レナード?」

 

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エマ「パパ、何回か会ったことあるでしょう?」

ケヴィン「そうなのか?」

 

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ケヴィン「後輩の男の子って……もしかして個展に来ていた、クリスの甥っ子のことか?」

エマ「パパってマジで鈍すぎ」

 

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ケヴィン「クロエ、お前……」

クロエ「実はね、私たちが付き合うことになったきっかけはパパだったの!」

 

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ケヴィン「……え?」

クロエ「レナードとは正直、あまり気が合わなくて……最初は交際なんて考えられなかったんだけど、『パパのことが好き』っていう共通点があったおかげで仲良くなれたの」

 

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クロエ「パパは、私にとって何よりも大切な宝物だもん。彼氏にだって大切にしてほしい」

 

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クロエ「レナードなら、きっと私と同じようにパパのことを愛してくれるって思ったの」

ケヴィン「クロエ……」

 

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クロエ「私は彼氏よりもパパが好きだし、たぶん彼氏も私よりパパのことが好き」

 

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セシル「……どういう意味だ?」

エマ「あー、変な意味じゃないよ」

 

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エマ「レナードは、ケヴィン・グリーンって画家の大ファンなの」

セシル「変な意味ではないが、変な彼氏だな」

 

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ケヴィン「わかった。そこまで言うなら、交際は認める」

クロエ「本当?」

 

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ケヴィン「あぁ。節度を守って、学業を優先するんだぞ?」

クロエ「約束する!ありがとう、パパ」

 

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エマ「……何アレ。私の時と随分反応が違うんですけど」

 

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セシル「お前も、もう少し賢く立ち回るべきだったな」

 

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セシル「アリシアに恋人ができたらケヴィンがどんな反応をするのか、今から楽しみだ」

エマ「楽しみって……」

 

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エマ「アリシアは大丈夫だよ。私たちが失敗体験と成功体験を教えてあげるから」

 

 

 

 

 

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ジュリアン「俺がアルフレッドとアリシアの後見人だって」

 

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ジュリアン「本当、兄さんって何考えてるんだろう?」

 

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リック「光栄じゃないですか。それだけ旦那様から信頼されているということです」

ジュリアン「信頼ね……」

 

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ジュリアン「俺がレイチェル・レッドとキース・パープルの息子だってこと、忘れてるんじゃない?」

リック「……」

 

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ジュリアン「兄さんのことは尊敬しているけど、もう少しリックのストイックさを見習って欲しいよ」

リック「どういう意味です?」

 

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ジュリアン「俺のこと、監視してるでしょう?」

 

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リック「……人聞きが悪いですね」

 

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リック「監視ではありませんよ。身辺警護です」

ジュリアン「違うね」

 

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ジュリアン「俺の護衛を担当しているあんたの部下は、『人を消す方法』を知っている」

 

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リック「……」

ジュリアン「あぁ、誤解しないで」

 

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ジュリアン「責めてるわけじゃない。むしろ褒めてるんだ」

リック「褒める?」

 

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ジュリアン「お人好しの兄さんを護るなら、ストイックでいてもらわないと困る」

 

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ジュリアン「身内であろうと疑いの目を向けて、いざという時には容赦なく消す。それくらいのストイックさが必要だ」

リック「……」

 

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ジュリアン「ワイアットにマリア、クリスにビクトリア。兄さんの周りにいる人間は優秀だ。でも……」

 

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ジュリアン「『裏の世界』のことは、何も知らない」

 

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ジュリアン「リック。俺が兄さんの周りにいる人間で、最も評価しているのはあんただ」

 

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ジュリアン「アルフレッドとアリシア。どちらかは、いずれこの家を継ぐことになるだろう」

 

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リック「しかし、旦那様は後継者にする気はないと……」

ジュリアン「兄さんはね。でも、あの二人はどうだろう?」

 

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ジュリアン「使用人のために、自分の人生を犠牲にするような人の子供だよ?」

リック「……」

 

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ジュリアン「きっと、どちらかがこの家を継ぐと言い出す」

 

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ジュリアン「護るものが増えて大変だとは思うけど、この家を任せられるのはあんただけだ」

 

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ジュリアン「兄さんが何と言おうと、アルフレッドとアリシアは後継者として護ってほしい。良いね?」

 

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リック「……」

 

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リック「かしこまりました。まぁ、始めからそのつもりでしたし……」

 

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リック「俺も『裏の世界』に関して信用しているのは、ジュリアン様だけです」

 

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リック「あなたが仰るのなら、従っておいて間違いないでしょう」

 

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ジュリアン「気の合う人がいてくれて良かった」

リック「ご安心ください。ゴールド家を護るためなら、汚れ役も買って出ますよ」

 

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リック「旦那様の敵に回るようなことがあれば、あなたのことも容赦なく消します」

 

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リック「ジュリアン様」

 

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ジュリアン「……」

 

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ジュリアン「あんたのそういうところ、本当好き」

 

 

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複雑な信頼関係。

 

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