WG編の登場人物設定をご紹介します。
Season 2に向けた自分用のメモなので、興味がある方だけご覧ください。
※盛大なネタバレを含むので、これから本編をみるという方はご注意くださいm(__)m
↓WG編のまとめは、こちら。
▼ワイアット・グレージュ
年齢:26歳→36歳
特質:完璧主義者/きれい好き/家族志向
ワイアットは、代々ゴールド家に仕える執事の家系・グレージュ家の末裔です。
ゴールド邸で生まれ育ち、幼い頃から執事としての教育を受けてきました。
ワイアットにとってゴールド家に仕えることは「仕事」ですが、我が子のように可愛がってくれたアレクサンダーや、兄のように慕ってくれたアレクシスのことは、家族同然に大切にしています。
ジュリアンとは決して「仲が良い」とは言えませんが、生まれた時から面倒を見ているため、やはり特別な感情で見守っているようです。
▽設定
ゴールド家に仕えることを誇りとしていて、絶対的な忠誠心を見せているワイアット。
主人の決定は絶対で、主人が認めた相手であればどんな人物でも受け入れる覚悟を持っています。
同じくゴールド邸で生まれ育ったメイドのマリアとは兄妹のような関係で、仕事中は上司として接していますが、プライベートではマリアに甘い一面を持っているようです。
外部からやって来て、アレクサンダーに気に入られたリックのことを初めの頃は良く思っていなかったものの、仕事ぶりを認めて友情を築きました。
今では、仕事でもプライベートでも良きパートナーとして、仲良くしているようです。
貴族の家系に生まれ、高い身分を持つワイアットですが、庶民生まれのアレクシスと接してきたおかげか身分で人を測るようなことはしません。
基本的に主人にとってプラスとなるような相手であれば、受け入れる器量を持っています。
▽今後
主人のために、何年も尽くして来たワイアット。
今後もゴールド家を取り仕切ってくれそうですが、そろそろプライベートも充実させて欲しいものです。
Season 2では、執事ではなく一人の男性として、人間らしい一面を見せてくれるはずです。
▼リック・ブラウン
年齢:26歳→36歳
特質:アクティブ/外交的/ロマンチック
何百年にも渡ってゴールド家に仕えて来たワイアットとは違って、祖父の代でゴールド家にやってきたリック。
仕事柄危険な目に遭うことも多く、父親も仕事中に亡くなっています。
父親を目の前で亡くしたせいで、仕事に対して情熱を失っている時期もありましたが、アレクシスとの出会いでやる気を取り戻しました。
▽設定
過程を重視して正攻法を好むワイアットやマリアと違って、結果だけを追い求めるストイックさを持っているリック。
必要なことだと判断すれば、汚れ役になることも厭わない覚悟を持っています。
レイチェルに近づいたのも仕事のうちだと割り切っていて、そんなリックにワイアットは理解を示していますが、マリアには受け入れ難いようです。
アレクシスのことは主人として大切にしていますが、プライベートでも弟のように可愛がっています。
過保護なワイアットやマリアに育てられたアレクシスが、ゴールド家を出ても生きていけたのは、リックのおかげです。
リックは二人と違って、悪いことも汚いこともストレートに教えていたので、アレクシスは自分を守る方法を身に付けることができました。
本編では紹介していませんが……セシル・ブラウンの「ブラウン」は、リックの名字です。
セシルは、護衛係の言うことを聞かずにどこにでも出かけてしまうので、自分のIDを使わせて行動を監視していたようです。
▽今後
「アクティブ」と「外交的」の特質を持つリックは、フットワークが軽く、誰とでも気軽に接することができます。
Season 2ではゴールド家以外の人との接触が多くなるので、 ワイアットに代わって上手くコミュニケーションを取ってくれるはずです。
ワイアット同様に仕事一筋で生きてきたので、そろそろプライベート面も充実させて欲しいです。
▼マリア・ベージュ
年齢:24歳→34歳
特質:きれい好き/善人/恋愛下手
回想では歳が離れているように見えますが、アレクシスとは2歳しか離れていません。
ワイアット同様に物心つく前から、ゴールド家に仕えてきたマリア。
「仕事」として誇りを持つワイアットやリックとは違って、マリアにとってゴールド家に尽くすことは、「当たり前」のことでしかありません。
▽設定
リックに続き、マリアも名字初公開です。
マリアは本編で名字を出しても良かったのですが、リックの巻き添えで非公開になっていました。
「善人」の特質から正義感が強く、アレクシスやジュリアンといった下の世代を積極的に可愛がってしてくれました。
必要悪なら平然と受け入れるリックと違って、曲がったことが許せないマリア。
使用人の身でありながら、レイチェルに真っ向から文句を言える唯一の人物です。
アレクシスとジュリアンは、ワイアットやリックとも絆を築いていましたが、マリアは彼らにとって「特別」な存在です。
姉というよりも母親に近い存在であるマリアは、幼いアレクシスとジュリアンが唯一甘えられる女性でした。
二人が大人になるまでゴールド家に留まることができたのは、間違いなくマリアのおかげです。
▽今後
リックと良い感じのマリアですが、「恋愛下手」の特質を持つため、「ロマンチック」の特質を持つリックと結ばれるのは難しそうです。
Season 2では、Season 1同様にアレクシスやジュリアンを優しく見守ってくれると思います。
仕事に対する姿勢は変わりませんが、レイチェルのせいで関係が拗れてしまったリックとの仲にも注目したいです。
▼ジュリアン・ゴールド
年齢:13歳→23歳
特質:天才/一匹狼/ロマンチック
序盤ではまだ幼く、登場回数が少なかったジュリアンですが、後半はワイアットやリックと協力してゴールド家のために闘ってくれました。
アレクサンダーやアレクシスへの恩返しの気持ちもあったでしょうが、キースやレイチェルへの復讐の気持ちもあったはずです。
終盤には姿を消してしまったジュリアン。裏で独自に、反ゴールド同盟を追い詰めているのかもしれません。
▽設定
母親の「ロマンチック」の特質と、ヴァンパイアの能力を受け継いだジュリアン。
高校生になってからは、ワイアットやリックの目を盗んで、夜な夜な美女に近づいて血を戴いていたようです。
「一匹狼」の特質から人と深く付き合うことは好みませんが、女性の扱いは上手いです。
また、父親の「天才」の特質を受け継いでいるので、頭は切れるようです。
大富豪の息子として何不自由なく育ったジュリアンですが、母親から育児放棄されたせいで、愛情に飢えた子供に育ってしまいました。
そんなジュリアンを唯一可愛がってくれたのが、兄のアレクシスです。
実の母親にも使用人にも心を開いていないジュリアンですが、アレクシスにだけは、素直に本心を打ち明けられるようです。
▽今後
ゴールド家から姿を消したジュリアンですが、使用人たちが放ってはおかないはずなので、今後も何らかの形で登場すると思います。
「レイチェルとキースの邪魔をして、アレクシスの後継者としての地位を守る」という目的を達成しましたが、ジュリアン自身はハッピーエンドだとは言えないので、Season 2では自分の幸せを手に入れて欲しいです。
▼レイチェル・ゴールド(旧姓:レッド)
年齢:35歳→45歳
特質:物質主義/高慢ちき/ロマンチック
キースの手引きでアレクサンダーと出会い、結婚したレイチェル。
正妻という立場を利用してゴールド家を手に入れようとしていましたが、実の息子に邪魔されるという、思わぬ展開に苦戦しました。
ヒステリックで周囲を思いやる気持ちに欠けているため、ゴールド家の使用人たちからも嫌われているようです。
▽設定
完全に「悪役」として配置したキャラではありますが、ステレオタイプの「大富豪の奥様」にしたくはなくて、幼稚さと可愛らしさを加えてみました。
45歳という年齢設定にはしていますが、ヴァンパイアになったことで老化が止まっているので、見た目年齢はおそらく30歳前後です。
ヴァンパイアであるため理性を保つことが難しく、感情を剥き出しにしてしまいますが、本人は案外単純で素直です。
そのため、最終的にはジュリアンやリックにまで足元を見られて、良いように利用されてしまいました。
キースとは幼なじみで、子供まで作った仲ではあるものの、恋愛感情は持っていません。
レイチェルにとってキースは、地位と財産を手に入れるための「パートナー」でしかないようです。
また、実の息子のジュリアンでさえも、「道具」としか思っていない節があります。
本人の性格というよりも、300年以上もヴァンパイアとして生きているせいで、人間としての感情が欠けてしまったのかもしれません。
その辺りが、アレクサンダー曰く「哀れな女」なのでしょう。
▽今後
後継者として擁立するはずのジュリアンが姿を消したことでパニックを起こし、アレクシスの帰還に怯えるレイチェル。
どの道、幸せな未来にはならないでしょうが、レイチェルも執念深い女です。
素直に引き下がるようなことはせず、今後も何らかの方法で、ゴールド家に嫌がらせをしてくるはずです。
▼キース・パープル
年齢:35歳→45歳
特質:天才/野心家/物質主義
アレクシスの教育係として、ゴールド家にやってきたキース。
元々頭が良く人に取り入ることが上手いため、アレクサンダーの信頼を得て、レイチェルを正妻の座に着かせることに成功しました。
本編では散々「仕事をしていない」と言われていましたが、キース自体は有能であり、アレクシスのことは熱心に教育していました。
ジュリアンは傀儡として利用するため、余計な知恵をつけさせたくないという考えから、あえて放置していたようです。
▽設定
キース自身は人間ですが、ヴァンパイアが多く生息する地方で生まれ育ったため、幼い頃から当たり前のようにヴァンパイアと接していました。
アレクサンダーがヴァンパイアを探していることを知り、幼なじみのレイチェルを紹介したようです。
優秀な教育係として認められていたため、仕事に専念していれば、リックと同じようにそれなりの地位を手に入れられていたはずのキース。
「野心家」で「物質主義」という特質のせいで欲を出したことから、「ゴールド家を乗っ取る」という間違った方向に進んでしましました。
キースは頭が良いので、ジュリアンの態度が変化した辺り(WG編#21)で、すでに計画が上手くいかないことを察していたようです。
▽今後
終盤ではすっかり勢いを失ってしまいましたが、簡単に諦めるような人ではないので、次の計画に考えを巡らせているはずです。
レイチェル同様に幸せな未来は想像できませんが、長年ゴールド家に関わってきた人なので、さらなる嫌がらせを期待しています。
▼アレクサンダー・ゴールド
年齢:65歳→75歳
特質:野心家/自信家/せっかち
生まれながらに世界一の大富豪であったアレクサンダーですが、商才に恵まれていたおかげで、やり手の経営者でもありました。
ゴールド家が持つ土地の管理を行いながら、新しいビジネスにも積極的に手を出してきたアレクサンダー。
「野心家」で「自信家」、そして「せっかち」という特質を持つことから、若い頃は周囲に対してかなり厳しい一面を持っていたことが窺い知れます。
そのため、アレクサンダーに対して忠誠を誓う人もいれば、命を狙うほど憎しみを抱いている人も少なくなかったようです。
周囲からの尊敬と憎しみを、一心に受けてきたアレクサンダー。
若い頃は完全な仕事人間でしたが、クリスタルと出会ってからは家族愛に目覚めて、アレクシスを宝物のように可愛がっていました。
人間の頂点に立ったアレクサンダーは、ある日ヴァンパイアの存在を知って、不安を覚えます。
人間より優れた生き物であるヴァンパイアが、ゴールド家の敵に回ったら、アレクシスに危険が及ぶのではないかと。
そんな不安を払拭するために、自らヴァンパイアに接触して、ゴールド家に取り込むことにしました。それが、レイチェルです。
レイチェルと結婚という形で契約を結んだ後は、ビジネスや人との付き合いの中で、レイチェルの能力を利用していたようです。
結果的に、ヴァンパイアに関わったがためにアレクシスとの仲は拗れてしまいましたが、ジュリアンという味方を手に入れられたことは、大きな収穫となりました。
幸せな家庭を手に入れることはできなかったものの、最愛の息子のために、アレクサンダーの理想とするゴールド家を築き上げることには成功したようです。
▼クリスタル・ホワイト
年齢:30歳
特質:音楽好き/クリエイティブ/アウトドア好き
若くしてアレクサンダーと恋に落ちたクリスタル。
周囲に結婚を反対されながらも、アレクシスという息子を儲けて幸せな生活を送っていました。
元々体が弱かったクリスタルは、アレクシスが小学生になってしばらくすると、病気で亡くなってしまいます。
成長を見届けることはできませんでしたが、アレクシスには、「音楽好き」と「クリエイティブ」の特質が受け継がれました。
まだ元気に動けた頃は、よくピアノを教えてあげていたようです。
自らの寿命が長くないことを悟っていたクリスタルは、積極的にアレクサンダーと結婚しようとはせず、それよりも将来アレクシスがゴールド家を継ぐことを考えて、教育に力を入れていました。
クリスタルは農家の娘ですが、ホワイト家は古くからゴールド家のお膝元で豊かな土地を与えられていたので、それなりに裕福な農家です。
そのため、アレクシスを一般的な生活に触れさせながらも、良質な教育を受けさせることができたようです。
クリスタルは、アレクシスが将来ゴールド家に引き取られることを考えて、ワイアットやマリアとも積極的に交流を持っていました。
ワイアットやマリアが、庶民の出であるアレクシスを受け入れて忠誠を尽くすまでになったのは、クリスタルが積極的に交流させていたおかげかもしれません。
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↓ WG編の第1話は、こちら。
やる気スイッチです。応援よろしくお願いしますm(__)m